しおみ
汐見
  むかわ
(4.0 km)
日高本線 とみかわ
(9.1 km)
 

汐見駅全画面パノラマ(駅・駅舎内・ホーム)



訪問日:2012年12月14日:無人駅



訪問日:2012年12月14日:



原野の中の踏切の横にポツンと建ってます・・・



同じ、日高本線の大狩部駅・絵笛駅・浜田浦駅と同じようにブロック造りの駅舎です。
でも、それらの駅とは異なり、なんと玄関には外気を遮断するアルミ製の立派な引き戸が有るではないですか♪
外壁もおしゃれに薄いクリーム色のような色に塗装されていたのが分かります。
建坪が同じような日高線ブロック造駅3兄弟は、どなたも玄関ドアが無かったのです。ドアが有る!だけでも格が上に生まれついたのでしょう・・・か?
ドアが有ると威風堂々と見えるではないですか・・・
ここの沿線の『ドア無しブロック造駅』を見続けていたので、こうしてしっかりドアが設置されている姿を見て安堵しました。




駅舎内におじゃますると・・・
なんと、この駅には大会社の応接室にも無いような立派なソファーが有るのです?
しかも、ふかふか座布団を枕にして、備え付けの清潔そうなタオルを被ってお昼寝をしても良いような配慮までされているのです♪



少し汚れてはいますが、壁には『布製多数ポケット付小物入れ』のようなモノも掛かってます。
お掃除道具や除雪用具も用意されていて常に清潔・整理整頓等の配慮を欠かさないように心構えているようです♪
窓はなんと特殊気密仕様ガラス窓で、寒さが入り込まないようです。
壁も豪華に木製内張りをしてあります。
いったい、どなた様達がこの駅舎に、このような心遣いをしているのでしょうか?
関係者の方々の真心が伝わってくるではありませんか。

新品ではないが、お古の家具でも精一杯の心で旅人をおもてなそうと云うような人肌のような温もりが伝わってくるようです♪
多少、椅子の布地が裂けてますが、それは致し方ない事です・・・
決して・・・粗大ゴミを持ち込んだように(は)思えません!

※トップのパノラマ写真で駅舎内を回して見ると、居心地のよさそうな雰囲気と云う感じも判らないではないと思うのではないでしょうか?



駅のホームに立つと、原野の遙か彼方へ続く線路が見えます。
ここは、荒れ野の中のオアシスのようなものなのかもしれません・・・


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